U-NEXTより

 

「ワイルド・スピード」シリーズは、「ワイスピ」の愛称で世界中のファンに愛されているカーアクション映画のシリーズです。

 

このシリーズは公開された順番では時系列が一直線ではなく、ちょっとしたパズルのようになっています。

 

そのため、ストーリーの深層をしっかりと把握するためには、時間的なつながりを考慮した順番で鑑賞することが重要です。

 

この記事では、「ワイルド・スピード」シリーズの時系列に沿ったおすすめの視聴順序、各作品の見どころ、そしてあらすじを詳しく解説します。さらに、初めてこのシリーズに触れる方のために、重要な登場人物も紹介します。

 

エンジンの轟音と迫力満点のアクションが魅力の「ワイルド・スピード」シリーズ。

 

時間の流れを追いながら、各作品が織りなす壮大な物語を体感しましょう。

 

 

＊ワイスピ 新作「ファイヤーブースト」は5月19日(金)劇場公開であり、現時点で動画配信はされておりません。

「ワイルド・スピード」シリーズを初めて視聴する方にとって、時系列での鑑賞を強くおすすめします。

 

その理由は、時系列で視聴しないと、ストーリーの進行やキャラクター同士の関係性がつかみにくくなる可能性があるからです。

 

公開順で見る場合、時系列が綿密に整理されていない箇所があるため、注意が必要です。

 

「ワイルド・スピード」シリーズを鑑賞する前に、まず公開順と時系列順の違いを確認しましょう。

 

これにより、シリーズ全体のストーリーがよりクリアになり、登場人物たちの魅力を最大限に味わうことができます。

時系列順	作品タイトル（日本公開年）
1	ワイルド・スピード（2001年公開）
2	ワイルド・スピードX2（2003年公開）
3	ワイルド・スピードMAX（2009年公開）
4	ワイルド・スピードMEGA MAX（2011年公開）
5	ワイルド・スピードEURO MISSION（2013年公開）
6	ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT（2006年公開）
7	ワイルド・スピードSKY MISSION（2015年公開）
8	ワイルド・スピードICE BREAK（2017年公開）
9	ワイルド・スピード／スーパーコンボ（2019年公開）
10	ワイルド・スピード／ジェットブレイク（2021年公開）

 

作品を時系列順に並べ替えると、変更が必要な部分はわずか1箇所です。

 

もともと2006年に公開された3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』ですが、時系列上では実際には6作目となります。

 

この3作目は、キャストやストーリーが1作目や2作目と直接的なつながりがないため、このような変更が必要となります。

 

それ以外の作品は、公開順で時系列が整合しているため、特に変更する必要はありません。

 

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のみ、視聴順序を調整しましょう。

 

ワイルド・スピードが配信されているサービス一覧

『ワイルド・スピード』は、U-NEXT、Prime Videoで見放題配信されています。

 

U-NEXTでは31日間の無料トライアル、Huluでは初回2週間無料、Prime Videoでは30日間の無料トライアルがあります。

 

無料期間中は、どちらのサービスでも無料で『ワイルド・スピード』を視聴することができます。

 

配信サービス	配信状況	無料期間と料金
U-NEXT	見放題	初回31日間無料 2,189円（税込）
Hulu	見放題	初回2週間無料 1,026円（税込）
Prime Video	見放題, レンタル	初回30日間無料 500円（税込）

 

『ワイルド・スピード』シリーズを見るならU-NEXTがおすすめ

まず結論から言うと、『ワイルド・スピード』シリーズを楽しむなら、U-NEXTが最適です。

 

その理由は主に2つ。

 

1. 『ワイルド・スピード』シリーズを無料で鑑賞できる
2. 無料トライアル期間が非常に長い

 

これらをさらに詳しく見ていきましょう。

 

U-NEXTがおすすめな理由1: 『ワイルド・スピード』シリーズを無料で楽しめる

2022年4月時点では『ワイルド・スピード』シリーズは10作品に及びます。

 

この多くの作品を手軽に視聴したいと考えるなら、U-NEXTの無料トライアルを利用すると、月額料金なしでシリーズ全作品を見ることができます。

 

ただし、一部最新作である『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』についてはレンタル料金399円が必要ですが、U-NEXTでは初回登録時に600ポイントがプレゼントされます。

 

これを利用すれば、事実上無料で鑑賞することが可能です。

 

U-NEXTがおすすめな理由2: 充実した無料トライアル期間

無料トライアルは、サービスの内容を試し、作品を鑑賞する絶好のチャンスです。

 

トライアル期間が長ければ、サービスをさらに手厚く体験できます。

 

U-NEXTの無料トライアルは31日間と、業界でも屈指の長さを誇ります。

 

この期間中にサービスの質をじっくりと試し、多くの作品を鑑賞することができます。

 

以上の理由から、『ワイルド・スピード』シリーズを存分に楽しみたい方には、U-NEXTの利用がお勧めです。

 

この機会にぜひ、無料トライアルを活用してみてください。

 

映画の製作背景にはさまざまな要因が絡んでおり、1作目と2作目のキャストが集まらなかったのは、映画製作会社間の関係や資金的な制約など、多くの理由が考えられますが、製作サイドからの公式な発表はなされていません。

 

一部の説では、『ワイルド・スピード』シリーズは当初資金的な課題に直面しており、1作目や2作目のように大物俳優をキャスティングすることが難しかったとされています。

 

これが理由で、1作目や2作目とは異なるストーリーとキャストで制作された『ワイルド・スピード TOKYO DRIFT』は、受け入れられることが難しくなってしまったのです。

 

一方で、シリーズの次作『ワイルド・スピード MAX』が制作される際、『TOKYO DRIFT』で非常に人気があったキャラクター、ハン（演：サン・カン）を登場させることで、ハンが生きていた時代を掘り下げる形になり、結果として時系列が入れ替わることとなりました。

 

さらに、映画の終盤でドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルがカメオ出演し、ハンとの関連性を示唆するシーンがあるため、シリーズ全体のつながりがうかがえるようになっています。

 

このカメオ出演は、ヴィン・ディーゼルが彼の出演料と引き換えに『リディック』シリーズの権利を映画製作会社ユニバーサルから取得するためだったとも噂されています。

 

実際、2013年に『リディック』シリーズの新作が公開されました。

 

これらの複合的な要因が絡み合い、『ワイルド・スピード』シリーズにおいて時系列と公開順が異なる形となったと考えられます。

『ワイルド・スピード』（2001年公開）

見どころ

『ワイルド・スピード』シリーズがスタートするこの作品は、ただのカーアクションに留まらず、人間ドラマを織り交ぜながら観客を魅了します。

 

今作では、ポール・ウォーカーが演じるブライアン・オコナーとヴィン・ディーゼルが演じるドミニク・トレットが初めて出会います。

 

ブライアンは当初、任務でドミニクに近づくが、ストリートレーシングのワールドに次第に引き込まれていきます。

 

『ワイルド・スピードX2』（2003）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピードX2』では、前作を凌ぐ、更なる迫力とスケールで展開されるカーアクションが注目ポイントです。

 

ブライアン・オコナーは前作での事件の影響で警察を辞め、ストリートレーシングの世界に没頭しています。彼は幼なじみであり破天荒な性格のローマンと手を組み、アドレナリン全開のアクションを繰り広げます。

 

この作品では前作の主要キャラクターであるドミニク・トレットは登場しません。これに対して失望する観客もいるかもしれませんが、ブライアンとローマンのコンビが新たな魅力をもたらしています。二人のキャラクターの掛け合いは軽快でユーモラス、これが作品に新しい風を吹き込んでいます。

 

ドミニク不在の中での展開が、観客にとって新鮮で刺激的な経験となること間違いなし。ブライアンとローマンの息の合ったアクションと会話をお楽しみください。

 

『ワイルド・スピードMAX』（2009年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピード MAX』はシリーズの第4弾であり、ストーリーの時系列的なつながりを鑑みると、シリーズの3作目として鑑賞することを強く推奨します。

 

今作もシリーズならではの息をのむようなカーアクションが満載です。ガソリン運搬車が横転する中を華麗にくぐり抜けたり、限られた空間のトンネル内で繰り広げられるハイスピードチェイスなど、観る者の興奮は最高潮に。

 

そして、『ワイルド・スピード MAX』で最も魅力的なのは、ブライアンとドミニクの再会でしょう。これは、シリーズのファンにとっては待ちに待った瞬間です。

 

2人の再会はストリートレーシングでの対決から始まり、その勇姿に観る者の鼓動が高まること間違いなし。

 

さらに、共通の敵に立ち向かうために2人が協力し合う展開は圧巻。ブライアンとドミニクのコンビネーション、そして彼らの勇気とドライビングスキルが炸裂する本作は、シリーズファンはもちろん、アクション映画好きにも見逃せない一本となっています。

『ワイルド・スピードMEGA MAX』（2011年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピード MEGA MAX』はシリーズの第5弾として、これまでのシリーズを熟知する者にとっては特に楽しめる作品です。

 

その醍醐味は何と言っても、過去作からのキャラクターたちが再びスクリーンに登場すること。ブライアンの仲間であるローマンとテズはもちろん、ハン、ヴィンス、そしてジゼルなど、愛されているキャラクターたちがほぼ総出演しています。

 

これによって、シリーズを通して築かれてきたキャラクター同士の関係性や絆がより深く描かれ、ファンの胸を熱くさせます。

 

そして、今作では新たな重要キャラクター、ルーク・ホブスが登場。彼はドミニクたちを追う冷徹ながらもカリスマ性ある警察官で、彼の存在がストーリーに新たな刺激をもたらします。

 

もちろん、『ワイルド・スピード MEGA MAX』のカーアクションは徹底して迫力満点。だが、それだけでなく、ドミニクとルークの手に汗握る肉弾戦や、息を呑むような銃撃戦も本作の大きな見どころとなっています。

 

これまでのシリーズを超えるスケールで描かれるアクションシーンと、キャラクターたちの絆が交錯するドラマが、『ワイルド・スピード MEGA MAX』を圧倒的なエンターテインメント作品へと昇華させています。

 

『ワイルド・スピードEURO MISSION』（2013年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、シリーズの革新性とスケールの拡大を体現する作品となっています。

 

今作では、シリーズでは初めてとなる戦車や飛行機がカーチェイスのシーンに参加し、その結果、これまでにないレベルのダイナミックなアクションが展開されます。

 

それだけではなく、本作はドミニクのキャラクターにも深い洞察を与えます。ドミニクと密接な関係にあった人物に関する衝撃的な事実が次第に明らかにされ、これにより、彼の人物像がさらなる深みを帯びるのです。

 

『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、カー・アクションのエキサイティングな面白さを進化させながら、シリーズのキャラクターとストーリーにも新たな要素を加えています。これらが組み合わさって、目が離せないドラマが繰り広げられるのです。

 

そして、特筆すべきは感動的なラストシーン。これは観る者の心を揺さぶり、涙なしでは見ることができないほどの感動をもたらします。このシーンを視聴するにあたっては、心の準備をしておくことをお勧めします。

 

その深い感動が、シリーズ愛好者はもちろん、新規の観客にも響くことでしょう。

 

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』（2006年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』はシリーズの第3弾でありながら、物語の時系列では6番目に位置する作品です。

 

今回、舞台が壮麗な東京に移り、その独特の風景とカルチャーが作品に新たな魅力を加えています。また、日本を代表する俳優、千葉真一さんをはじめ、妻夫木聡さんや北川景子さんといった実力派が出演し、作品の魅力を一層引き立てています。

 

東京の有名なスポットである渋谷のスクランブル交差点や首都高速道路を舞台にしたカーチェイスは、都市の迫力とスピード感を最大限に活かした圧巻のシーンとなっています。この場面は、特に日本人観客にとっては、身近な場所で展開されるアクションの大迫力に目を奪われること間違いなしです。

 

そして、この作品の大きな見どころとして、ラストに「ワイルド・スピード」シリーズのファンにはお馴染みのキャラクターが登場します。これはシリーズ全体のつながりを強調し、ファンにとってはたまらないサプライズとなっています。このシーンは、シリーズを追っている観客にとっては必見であり、次回作への期待を一気に高めてくれるでしょう。

 

『ワイルド・スピードSKY MISSION』（2015年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピード SKY MISSION』は、「ワイルド・スピード」シリーズにおいて最高の興行収入を記録し、その人気を世界中に証明した作品です。

 

本作では、シリーズ初となる空中を舞台にしたアクションが展開されます。これまでのシリーズで見せてきた地上でのカーチェイスを更に進化させ、空を舞台に車が大空を駆け巡る、息をのむようなカー・アクションが繰り広げられます。これはまさに異次元のエンターテインメントであり、そのインパクトは計り知れません。

 

特筆すべきは、本作が俳優ポール・ウォーカーの遺作であるという点です。彼は「ワイルド・スピード」シリーズを象徴する存在であり、この作品の製作中に tragically his lifeを亡くしました。本作には彼の献身的な演技とその勇姿が刻まれており、観る者の心に深く残ります。

 

ポール・ウォーカーを偲びながら、彼の魅力が全開の本作を、ぜひ観賞していただきたいと思います。これはただのアクション映画ではなく、一人の才能ある俳優へのオマージュでもあります。

 

『ワイルド・スピードICE BREAK』（2017年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、シリーズ第8弾として登場し、これまでのシリーズで見たことのない新しい舞台とエキサイティングなアクションでファンを魅了します。

 

今作の特徴は何と言っても氷上で繰り広げられるカー・アクションです。車が氷の上を滑りながら追いつ追われつする様子は、観客を画面に釘付けにします。さらに、巨大潜水艦とスポーツカーの息を呑むようなバトルシーンは、スケールの大きさとクリエイティブさで新たな高みを目指します。

 

ストーリー的にも、本作は大きなサプライズを秘めています。シリーズの中心人物であるドミニクが、信じられないことに仲間を裏切ってしまう展開は、観客を驚かせます。これまで築いてきたキャラクター間の絆が試される中で、物語は予測不可能な方向へ進んでいきます。

 

さらに、新キャストとして、アカデミー賞受賞女優のシャーリーズ・セロンが登場し、その演技力でドラマを盛り上げます。そして、ハリウッドの名優クリント・イーストウッドの息子であるスコット・イーストウッドも加わり、彼ら新たなキャストの熱演が、物語に更なる深みをもたらします。

 

『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、アクションの刷新とドラマの深化でシリーズを新たな段階へと押し上げる作品です。シリーズファンはもちろん、新しい観客にも心からお勧めすることができます。

 

『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』（2019年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』は、人気シリーズ『ワイルド・スピード』のスピンオフ作品として登場し、主軸のストーリーから少し外れた新しい冒険を描いています。

 

今作の魅力の中心は間違いなく、ルーク・ホブス（ドウェイン・ジョンソン）とデッカード・ショウ（ジェイソン・ステイサム）のコンビです。

 

これまでシリーズでは敵対していた2人が、共通の目的のために手を組みます。2人のキャラクターは相性が最悪でありながら、そのコントラストが絶妙なコメディとアクションを生み出しています。ホブスとショウのやり取りは爆笑必至で、2人がどんな風に連携していくのかを見るのは本当に楽しい。

 

そして、『ワイルド・スピード』シリーズの伝統である、壮絶なカー・アクションも健在です。カーチェイスやカースタントがこれまで以上に大規模で派手に展開され、画面いっぱいに広がるアクションは息を呑むほどです。

 

さらに、今作では2人が立ち向かう敵もこれまでとは一味違う、巨大な悪として描かれており、スケールの大きさはシリーズを超越しています。

 

『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』（2021年公開）

あらすじ

 

見どころ

『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』は、『ワイルド・スピード』シリーズの新たな節目となる作品で、シリーズ最終章3部作の幕開けとなります。5年の時を経て再び舞台に立つドミニクたちの活躍が、ファンの期待を裏切らない壮絶なアクションとドラマで描かれています。

 

この作品の大きな話題となっているのが、ドミニクの弟ジェイコブ役として、ジョン・シナが加わったことです。彼の登場によって、ドミニクの家族にまつわる新しい物語が展開され、これまでシリーズで明かされなかったドミニクの過去や背景が深く掘り下げられます。ジョン・シナは物理的な存在感も強く、ドミニクとの対立が非常にインパクトがあるものとなっています。

 

そして、『ワイルド・スピード』シリーズといえば、その息を呑むようなカー・アクションですが、今作でもその伝統はしっかりと受け継がれています。今回は“ジェットブレイク”というタイトル通り、空を飛ぶアクションや、新たなテクノロジーを駆使したカーチェイスなど、更なるスケールアップが図られています。

 

『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』は、新キャラクターの登場と共にシリーズの核心に迫るストーリー展開、そして更にパワーアップしたカー・アクションで、ファンはもちろん、アクション映画を愛する観客にとっても見逃せない一作となっています。

 

『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』は、新たなコンビネーションと壮大なアクションでシリーズの新たな地平を切り拓く作品です。これまでのシリーズが好きな人はもちろん、アクションコメディを求める人にもお勧めです。